思い出は宝石

君が好きな君でいられますように

君は私の4番バッター

2020年は想像もしなかったことの連続だった

世界史の教科書でしか見たことないような疫病が流行って、

どこに行くにも息が詰まって、

大学の授業は全てオンラインになって、

バイトは解雇になって、

起きて、勉強して、食べて、寝てを家で繰り返す

地獄みたいな日もあったけど、大切な人に出会った年でもあった

沢山の公演が中止になったことは心苦しかった

私も行く予定だったニュージーズが中止になって死ぬほど泣きじゃくった

でも普段なかなか現場に行けない私にとっては配信が沢山あったおかげで今までより沢山の公演を見ることが出来た

 

丈くんに出会ったのはハピライが発表された頃だったと思う

ちょうど応援の比重が関ジュに傾き始めていた頃で

「関ジュの出番は無いんだ」「西の出番無いくせに何がハッピーライブだよ」

と連日賑わうTLを虚しい気持ちで見ていた

勉強の方も上手くいかなくて心身ともにボロボロだったある日ドリアイが決まった

そうだった、西の人たちってサプライズと情報の洪水が得意なんだった

 

「エイトとAぇしか知らないから、どうせ見るなら全員分かるようにしよう」

これがきっかけでまいジャニやなにわからAぇ風吹かせますを見るようになった

丈くんの最初の印象は「お喋りが上手な頼れるお兄ちゃん」「大倉のカワイ子ちゃん」

それと「小島からとあちゃんを守ってくれる人」「歴戦の横山担」

この2つが興味を持つきっかけだった

色々調べていくうちにこの人の担当になるのかもとぼんやり思っていた

 

ドリアイ728の日、私の知らない顔をした丈くんがいた

いつもはお兄ちゃんなのに小さい時と同じ顔で笑う丈くん

なにわ感がどこかへ消え去り、溢れる色気を纏った丈くん

一瞬、私の大好きな横山さんにそっくりな顔をした丈くん

大きな瞳に光を携えてキラキラ光る王子様みたいな丈くん

声が出なかった、こんないろんな顔が出来るんだ

 

エイトのデビュー前からJr.だった子で唯一あの場でJr.として立っていた丈くんを見て

推しとか担当とか分からないけど丈くんが主人公の物語を見届けたい、応援したい

と今まで好きになった人たちとは少し違った気持ちを抱き始めた

 

この日からAぇだけじゃなくなにわを意識的に見るようになった

スキルお化けの年上組と柔軟な考え方の年下組のバランスが素敵なグループだと思う

何故か切なくなるくらい眩しく輝いて見えて、信じて間違いないなと確信した

ドリアイやROT、テレ東音楽祭や少クラin大阪と沢山の活躍を見た

短期間でぐんぐん成長していく姿が目に見えて誇らしかった

 

そしてアオハル公演の丈くんソロ、Plastic Tearsを見た

まだ見せてない顔があったんだと度肝を抜かれた

今まで感じたことないくらい心臓が昂って、これは間違いなく恋だと思った

ちゃんと担当として歩んで行きたいと本気で思った

そして私は丈くんの担当になった

 

先輩からは器用だと言われるけど本当は不器用で人知れず努力してるところ

優柔不断だけど舞台の上では迷いがないところ

どれだけカメラが遠くてもすぐに見つけて手を振ってくれるところ

画面越しでもファンのことを忘れずにいてくれるところ

好きなものに対して真っ直ぐで愛に溢れてるところ

先輩から教わったものを後輩に伝えているところ

ふざける時とちゃんとする時のスイッチの切り替えが上手なところ

誰よりも笑いを取ることに貪欲なところ

喋り声と歌声のギャップが凄いところ

照れ屋さんですぐ顔を隠しちゃうところ

 

好きなところいっぱいあるなあ

 

丈くん、25歳のお誕生日おめでとう

アイドルを続けてくれてありがとう

今年も丈くんが輝ける瞬間が沢山ありますように

どうかどうか丈くんの周りが幸せだけで溢れますように