思い出は宝石

君が好きな君でいられますように

彗星と千夜一夜物語

遡ること約一年前、「こんにちは!今日はみんなを倒しに来たよ!」と突然目の前に現れた君はあまりにも鮮烈で、同じ画面に自担がいるにも関わらず見入ってしまった。もう自分より下の世代の子は推さないだろうなあとか、無所属だし応援したいけど難しいなあとか、いつか本格的に担ぐだけの理由があったらいいなあとか色々考えていた。

 

 

それからというものじわじわ気になって、まいジャニに出てると嬉しくて、デタカが無ければ落ち込んで、もっとたくさん出番があったらきっと見つかるのになあと一喜一憂してた。

 

 

この時点で結構好きじゃんね?とは思うけどやっぱり好き止まりでもある。

 

 

そんな中ざわつくタイムラインに何だろうと目を凝らすと関西に新しいユニットが出来たと聞いた。マッタン公式化か?ついに君たちずっと一緒にいられるよの保証がついたのか?なんてそんなに世界は甘くなくて、選ばれた人と選ばれなかった人がいるのは当たり前のことで、寂しい嬉しい悲しい辛いの感情ジェットコースター。

 

真弓、岡、永岡、吉川、河下、小柴、大内、井上、浦「初めましてAmBitiousです!」 | ISLAND TV (j-island.net)

 

でも君が選ばれた側で何よりもよかった。16年組でユニットに所属していないのが君だけでずっとそれが気がかりだった。友達だって同期だって結局自分以外は全員ライバルで、どうかどうか今よりほんの少しでも安心してのびのびと君らしくいられる環境があればいいなと心の底から思っていた。

凄い嬉しい。気が早いけど単独公演とか、もしかしたらアクスタとか色んな個人グッズが出たりする日がそう遠くない未来のような気がしてきた。

 

ずっとなにわ男子がいなくなった後の関西ジュニアのことを考えていて、歌割りがどうなるのかなとか、メンカラメドレーどうなるのかなとか。なにわ男子がいなくなるってことは寂しいことだけじゃなくてそれ以外の子がどんどん前に出ていくチャンスでもあって、きっと君はこのチャンス逃さないんだろうなあ。ここしばらくまいジャニに出て爪痕を残さなかった回は無かった気がする。贔屓目かもしれないけど。

 

それでも担ぐかまだ心に決め切れてなくて、でもこういうのは目の前の世界が一瞬で変わるような何かが起きてもうお手上げ!ってなって決めてきたからまだいいやって思ってた。

 

 

とうとう追い詰められたって思った。#LOVEとかいうPOTATOのガチ恋殺し恋愛一問一答の自分のターンが去年終わったからって高みの見物をしていたら今年の最後の最後で駆け込んできた。

読むのめちゃめちゃ怖かった。これで好きになってしまったらもう戻れ~ない~時代を振り返る~流れる時間を止~め~て~どころじゃない。もうここまで考えてる時点で担当では!?ガチ恋では!?みたいな感じだけどオタクとは一度抗うものなのである。

 

 

私の初恋ことBUMPのギター増川弘明がこの世で一番好きな顔だったのが7年ぶりくらいに更新されそうというか更新されたのでとうとうお仕舞いな気がしてきた。

 

 

まだ錯乱しているので自分の気持ちが分かっていない。顔が好きなのとグッズが欲しいよということだけが分かっている。いや…相当好きだけど…好きだけど…

 

吉川太郎「#汗ふきピース」 | ISLAND TV (j-island.net)

 

 

いつも真顔なのにそんな優しい顔出来るんだ…ってドキッとして私の人生のバイブルであるマギの第314夜のことを不意に思い出して…これがフラグになるなんて全く思ってなかった。

 

ついに来た11月11日、なにわ男子が関西ジュニア最後の日、丈くんの第一章の最後の日。Aぇ、りとる、ぼいび、あんび出るからもしかしたら”何か”があるかもしれなくて、目の前の丈くんに若干集中しきれてない自分がいた。

バックについていたってファンからしたら君が主役で一番で、ここで誰かの心に残ろうって心意気のある子が大好きです。楽しそうに嬉しそうに幸せそうにパフォーマンスする子が大好きです。

関西アイランドが始まって、苦楽を共にした仲間たちが出てきて、松竹座の幻覚を見た気がした。だってみんないるんだもん。みんなじゃないけど。

AmBitious出てきた。みんな2000年以降生まれなのびっくりしたよ。なんて呑気に思ってた。

 

 

君がふわっと笑って世界が変わって、嗚呼もうこれ完全にそうじゃんね。

見守る横山さん、嬉しそうな丈くん、似顔絵を描いてピックアップされた小島、おめでとうとさようならとありがとうとぐちゃぐちゃの気持ちの中で第一章が幕を下ろして、第二章の幕が上がった音がした。

 

突然世界が廻って、楽しいことも苦しいこと嬉しいことも悲しいこともいっぱいあるけど、見届けたい男がまた一人増えたので第二章、頑張ります

 

「おまえとなら生きて行ける、気がする。俺に自信がない時も…おまえに自信がない時も、変わらずそばにいられる気がする。」

 

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吉川太郎くん、これからよろしくお願いします。